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モニターの台座の加工

今回の依頼は、業者様からです。
”白い線で書いてあるように
加工してほしい”との事でした。

パーツだけだと何か
分かりませんね

四角い枠の部分を掘り込んで、
モニターを埋め込むように
加工し、外形を変更して余計な穴
などを埋めるという内容です。
赤い線の部分でカットし、
赤丸の部分に取り付けボルト用の
穴を作ります
モニター部分の深さは
”このぐらい”ということでした。
赤枠の部分にモニターが入りますが、
モニターが四角ではなく
上下が湾曲しているそうなので
その形に合わせて作っていきます

どんなモニターか現物がないので
白い線を元に寸法を割り出すことに
なりました。
 

裏側はこんな感じです。
FRPで出来ています

業者様と打ち合わせをした後
作業を開始します。
指定された部分をカットし、
断面を作ります
このような状態になります
余計な穴を埋め、ボルト用の
穴を作ります
ちゃんとした円じゃないと
格好悪いので、ジグを用意して、
作ります。
穴の深さもボルトの頭が程よい状態
になるような深さにします
モニター部分の加工をします
当初予定していた場所だと、
奥行きが確保できないため
位置をずらして作ることになりました
正面から見た状態です。
上の丸い部分は穴埋めした所
です。
ただのパテだと、あとで歪んで
しまうため、樹脂で穴埋めします
裏側から見た状態です
穴の部分に盛り上がりを作り
内装に合うようにします
カットした山の高さに
合わせます
段差などをパテなどで
成形して完成です。

このあとレザーを張るということなので
今回はここまで
のはずだったのですが


 


形が出来ると更に
想像がふくらむもので
”モニターのカバーを作りたい”
という話になり
急遽、追加作業にりました

 

カバー取り付け用の
ナットを3箇所埋め込み
アクリル板でカバーを
製作し

(青いのは保護フィルムです)

追加作業も完成です

なぜ、下のボルトが1個かというと


上のねじを外してこのように回して
使う為でした。
レザー張りもきれいに出来上がり
無事に完成しました

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060903