セリカダクト加工手順

簡単ですが、ダクトの取り付けの
加工手順を紹介します。
まず、ダクトを取り付ける部分の不要な
パーツを外します。
この場合、純正のエアダクト(レゾネーター)
になります)
これがレゾネーターです。

 

作業の前に準備しておいたパーツです。

(上) フェンダーにつけるダクト

(下) フェンダー内部につけるダクト

どの部品もセリカ用ではなく違う車の部品です。
これを加工して取り付けます。

先にダクトは完成(塗装まで)させておきます。

フェンダーに接着してからだと塗装が面倒(マスキングなど)になってしまうからです。
パテ埋めする場合は、塗装は最後にします。

フェンダーに取り付け部分をマーキングします。

その際に、裏側のどの位置に穴が開くか注意しながら決定していきます。

なるべく正確に描くのがポイントです。

また、写真のようにテープの上からマーキングすれば
何回でもやり直せます。

位置が決まったら、穴あけです。

始めのうちは、線の少し内側を切ってから少しづつ
線に合わせていきます。

削りすぎは、禁物です。細心の注意を払って切っていきましょう。

穴をあけ終わったら、仮付けしてみます。
もしココでおかしい部分があれば修正します。

 

仮付けも、接着する所と同じ位置に固定しなければいけません。
仮付けが終わったら接着です。
接着時に気を付ける事は、動かないようにすること。
そのためには、ホットボンドやテープなどで仮固定してそれから接着します。

始めは、少しずつ接着した方がずれにくいです。
(四隅などから)

接着剤は、エポキシ系(2液性)がお薦めです。
写真のグリーンの部分が接着剤です。
これはネンドタイプのエポキシ接着剤です。

フェンダーのダクトの位置が決まったので、内側の
ダクトを作ります。

写真は、完成したものです。

今回は取付したダクトから純正のエアクリーナーに合わせてダクトを作りました。

これは現物合わせをしながら作っていきます。

今回はFRPで作りましたが、市販のフレキシブルでも
代用できます。
これを車輌に取り付けて、外した部品を元に戻せば
完成です。