バンバン50

このバイクはスズキの”バンバン50”といいます。
昭和47年製のとっても古いバイクなんです。



友人から譲ってもらい、その時は全く動かず、
朽ち果てる一歩手前でした。
当時は”キャブやマフラーの中”にまで
草などが生えていてボロボロでした”
それを修理(半レストア)して見事復活!
よく通勤で使っていました。
この時はフルノーマルでしたが、
普通に乗るには十分満足で、
このバイクをいじるなんて
考えてもいませんでした。

スピードはそれなりですが、快適でした

ノーマルのキャブが壊れてしまった !?

のが原因でカスタム開始!?
車用のFCRキャブをつけました。


このバイクは、当時”水陸両用バイク”
として販売していて、キャブが
エンジンの脇のカバーの中
にあるんです。
その為、インマニ、キャブなどは
ノーマルの位置にはサイズが合わず、
その中には納まらずに外へ装着。
インマニはFRPで作りました。
ついでにエンジンカバーをカーボンで製作
(販売してます)

見えないけどチェーンカバーも
カーボン製にしました!

スクーター用の程度のよいフロントショック
が手に入り丁度ショックも抜けていたので、
加工して装着、
どうせならブレーキもとなり、
以前から所有しているレーサーバイクの
ヤマハTZ50のブレーキ廻りを移殖、
ホイールは”ギャグ”用、
フェンダーは、以前ワンオフで製作した
FRP製のフェンダーを中央部分でカットし、
カーボンの板を割り込ませ幅を調整しました。

 
ハンドルの位置を自分の好みの所にする為、
当然、バンバン用なんて
売っているわけではないので
”アルミ削り出し”でブラケットを製作。
”合いマーク”の代わりに会社名を刻印
リヤのショックは解体屋さんから
譲っていただいた物
(詳細は不明)
ヘッドライトは車用の物を使用

このマーク知ってますか?
知ってる人は、かなり”マニア”かも

チャンバーも製作してみました
これは2本目です。
車と違い、結構難しいです。
最初の1本目とはフィーリングが全然違いました。

2ストエンジンの特徴、”チャンバー効果”
が形状、サイズでこんなに違うものだと
いう事を実感しました。

トップブリッジは画像では分かりにくいですが
カーボンを巻いてあります。

これは、私がやった
”カーボン巻きつけ”
の第一号です。

この頃から”不動”な事を理由に
だんだんと開発の実験台
となってきたような・・・

 

そして、H17、2ごろの状態です。

HPに掲載する予定では
なかったので、ここまでの過程の
画像などがないのが残念!です

 

この辺りから”実験台”というより
”デモカー”のようなノリ
になってきましたね!?

エンジンは”TZ50”用に乗せ替え、マフラー
キャブ廻りもそれに合わせ新調

マフラー(チャンバー)は
鉄板から製作。溶接機が半自動
しかないので、見た目がちょっと
いまいちです(悲)

今回はインマニはアルミで製作。
以前にもまして、取り回し位置が悪く、
果たして上手く機能するかどうか・・・
キャリパーを右側から左側に移動。
何故かと言うと、前の状態では、スピードメーターが
バックしないと動かなかったのです。
ピニオンの向きが逆だったのです。(笑)
  その後仮のテストで無事にエンジンが始動し
やる気マンマンだったのに
仕事の都合で、またしばらく延期に・・・



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