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まず、テストピースをそれぞれの接着剤にて接着します。
硬化時間（乾燥時間）も合わせる為同じ日に接着しました。
（テストも同じ日に実施しています）
FRPの肉厚はエアロパーツの何倍もあり非常に頑丈なものになっています。
(接着剤よりも先に壊れないように） |
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テストピースの一方を金具で固定し、もう一方にひもで固定した缶の中に
水を入れていきます。水の比重は１．０なので入った量（Ｌ）がそのまま重量（ｋｇ）になります。
今回のテスト方法は、、接着面がはがれてテストピースが
外れた時点での重量を測定して行います。
ちなみに缶に入る水の量は約18Ｌ（いわゆる一斗缶）なので
１８ｋｇまで荷重をかけられるようになっています。
当工場は、大した設備がありませんので、空いている缶やホームセンター
などで売っているひもなどを使っていますが、それでも接着に
関するテストは出来ます。
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用意ができたら、水を入れていきます。 しかし、水を入れても入れてもびくともしないで、満タンになってしまい
結果として壊れませんでした。（１８ｋｇオーバー）
接着面に対して、水平にかかる力は思った以上に強かったです。
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上のやり方では、缶が何個あっても足りないので、テストピースを横にして、
再度テストします。接着面にこの荷重は上のテストよりも過酷です。
その為、早くはがれていきますのでこの設備ではこちらの方が分かりやすい。
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前回と同じ様に水を入れていきます。 |
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荷重（重量）が大きくなるにつれてFRPがしなっていきます。
（缶１ヶが約１８kg相当） |
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ある程度までいくと”バキーン”という音とともに接着部分が外れてしまいました。 |
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接着の強いものは接着部分は剥がれず
にテストピースが折れてしまいました。これには正直、驚きました！
最近の接着剤は”強い”
実験中は、結構・・怖かったかな？
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中には、缶を２つにしても大丈夫な物もありました。 実際、これは３０ｋｇ近くまで耐えました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、接着面は親指ぐらいしか
ないんです。
科学の力は”凄い”です。
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こういったテストを参考にしながらそれぞれの商品に見合った
接着方法を採用しています。 |