とある取引先での話し・・・(再)
先日、紛失してしまった記事が見つかったので
アップしておきます。(9/16に掲載した記事です)
とある取引先での話し・・・
自分
”こんにちは! 納品に来ましたぁ”
取引先社長
”はい。どうも 最近はどうですか?”
”いやぁ~・・・ 忙しいだけで全体的には良くはない
ですよねぇ・・・ (>_<;)”
”そうだよなぁ・・・ 実はさぁ、この前何十年と付き合っていた
材料屋がつぶれちゃってさぁ・・・”
”えっ!
そうなんですか (  ̄ロ ̄)
長年のお付き合いだったのに残念ですねぇ・・・”
”多分、ネットとかにかなりシェアを
取られちゃッたんじゃないかな?”
”そうなんですか~・・・
でも、今はネットはすごいですからね。何でも手に入りますからね。
自分もよく利用します!
時代の流れで仕方ないんですかね?
でも、材料とかは手に入るんですか?”
”まぁ、とりあえず材料とかは特殊なのものはダメだろうけど、
ネットとかでも最低限のものは手に入るだろうから
何とかなると思うんだ。
それよりもさ、営業マンがいなくなるのが困るんだよな・・・”
”営業マンがいないと困るというのは・・・?”
”ネットはさぁ、確かに便利だしいろんなものがあるけどさ、
全部自分でやらなくちゃだめだろ。
余計な時間がかかるんだよね。
住所を登録したり、ほしい商品を自分で探したり・・・
それはそれで別にいいんだけどさぁ・・・
注文はできるからさ。
だけど、相談は出来ないんだよ。
「こんな時はどんな材料を使えばいいの?」とか
「他にいい材料ある?これは何で加工するの?」とかの
相談が出来なくなるんだよ。
自分でネットとかで探しても知識には限界があるしさ。
そこはやっぱり知識や情報をたくさん持っている営業マン
じゃなきゃ分からない事があるんだよね!
特に、特殊なものになればなるほどそうだよね・・・
ネットでも相談できるんだろうけど、自分の設備や性格、
細かいところなんかはいつも来てもらっている
気心知れた営業マンじゃないとさ・・・
うちにとって営業マンは何でも知っている辞書みたいな
存在だったんだよ・・・”
”そうだったんですか・・・
でもそうですよね。確かに自分もそう思います。
自分達では分からない事は、やっぱりその知識や情報を
たくさん持っている営業マンに聞かないと
分からないですからねぇ・・・
そういえば昔はよくいろんな営業マンが来ましたけど、
最近はうちもめっきり来なくなりましたねぇ・・・ (^_^;
来ても詳しく分からなかったりで・・・
それで仕方ないからネットやカタログなどで自分で調べたり
するんですよね・・・
でも、そんな辞書みたいなすごい人がいたんですね!”
”昔の営業マンは、そういう卓越した人、多かったんだよ!
まぁ、その道の「プロ」ってやつだよ!
だから自分達もどんどん知識を教えてもらってさ、
自分達もレベルが上がっていき、いろんな知識が
増えていった。
でも、これからはなかなかそうはいかないだろうな・・・
まぁ、くよくよと悩んでも仕方ないからさ。
お互い頑張ろう!!”
”はい。分かりました!
頑張りましょう・・・ (^◇^;)””
今はそんな人がいないというわけではありませんが、
昔はいろんな方面でプロフェッショナルがいたんですね・・・
自分も、もっと勉強してレベルを上げなくてはと
思いました。
(≧0≦*)ノ”