新しいチャンバーを考える・・・

先週末、お客さんが来るまでの間
ちょっと時間が空いたので、今度作る原チャリ
のチャンバーを考えてみた。

前回のは、機能というよりは単純に
”大は小をかねる”という事で、自分が
持っているイモムシの中で一番大きいのを
使ったんだけど・・・
これが失敗だった。

だから、今回は”ゼロから考えてみよう”と
サイズから検討する事に・・・
ネットや、自分が持っている資料などを
いろいろ調べてみると、とっても奥が深く
熱効率や音波反射、ギヤつき、なしなどなど・・・
バンバンの時も調べたんだけど、
結局、奥が深すぎてどう考えればいいのか・・・?
最終的には資料に出ていたサイズを参考に、
排気量を換算して、キャブやインマニのサイズ、
吸入効率を考えて・・・・んんんん・・・
”まっ、こんなサイズかな!?”って感じで決定!?

決めたサイズを一応”適正な数値”という考えで、
前回作ったチャンバーの容量を測定してみた。
そうしたら・・・なんと数値の1.8倍もあった。
チャンバーは、音波反射を利用しているので、
容量が大きすぎると反射のタイミングが
合わなくなるそうです。
また、温度によっても変化し低温よりも
高温の方が効率がいいので・・・。

という事は、今までつけていたチャンバーは、
容量が大きすぎて、反射も鈍くまた気温が
下がった事でさらに効率が低下・・・。
んんん・・・数値からもチャンバーが合って
いなかった事が分かった。
同じ50cc用のチャンバーだったのに・・・。
そういえば資料に、”ギヤ付きとなしで、負荷が
違うから○△□×・・・”とあったっけな?

チャンバーのサイズが合っていないという事が、
ほぼ明確になったので、今度のサイズはOK!?
という事で、今度作るチャンバーの容量をもとに
実際のサイズを設計してみる。
通勤用なので、今回は”低中速タイプ”にしたいから・・・
チャンバーのおおよそのサイズを決めたので、
そのサイズの簡単な模型を作ってみた。

出来たものを見て思ったのは、
”えっ?こんなもんなの”・・・なんか小さい。
今までがデカすぎだったからなのかも
しれないけど・・・。
とりあえずバイクに合わせてみる。
そうするとほぼノーマルのマフラーと同じぐらいの
サイズだった。
自分の設計がイマイチなのか、ノーマルが
きちんと設計さっれているのでそのサイズなのか?

どっちにしても年内は作ってる暇はなさそうなので、
作るときにもう一回考えよう。

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