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オーバーヒート&オーバークール

2012 年 2 月 9 日 木曜日

ここしばらく、何故か水廻りの
整備が続いています。

オーバーヒートした車と
オーバークールしてる車です
相対する故障です
( ̄ー ̄)ニヤリ

どちらも原因はサーモスタット
だったのですが、現在取り外して
部品待ちで、会社にころがっています

ご飯を食べながらサーモを見ていると、
何故か無性に煮たくなり、
久しぶりにというかン十年ぶり!?に
サーモをぐつぐつ煮込んでみました(笑)

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ざぁっと説明しますと、サーモスタットというのは
UFOみたいな形をしていて、ラジエータにいく通路の中に
あり、水門のように開いたり閉じたりして、水温を一定の
温度に保つ役目をします。

斜線部分で水門のように別れていて、下から来るエンジンで
熱くなった水をここで一定の温度になるまで遮断します。
一定の温度以上になると水門が開きラジエータへ水が
流れていきます。

上にある”82℃”が開く時の温度です。
この温度以下になると水門が閉じます。

最近の車は分かりませんが、私が知っている限りでは
車の水温は平均80℃~90℃で安定的に保つように
設定されています。
つまり、普段車を乗っているときの水温計の針の位置は
この温度なんです。

今回オーバーヒートした車は、このサーモが
一定温度になっても閉じた、ままになっていました。
また、オーバークールの車は、開く温度が82度の設定
なのに、”60度”で開いてしまっていました。
下の写真はサーもが開いている状態です。
小さな矢印部分の口が開いて水が流れます。
(拡大するとわかりやすかも)

サーもが閉じているときは、口が開いていないので、
矢印部分に水が溜まっています。
このサーモはオーバーヒートした車についていましたので、
お湯がぐつぐつ沸騰(約100℃)していても
開く事はありませんでした。

逆にオーバークールのサーモは60度くらいから全開に
開いてしまいました。
どちらかというとオーバーヒートよりはましですが、
今の時期ですと、水温が低いので
”ヒーターが全然効きません”(T-T)

60℃も80℃も人間にとってはどちらも”熱い”なので、
あまり大した事ないように感じますが、
お風呂の温度で”40℃”と”20℃”では
どうでしょうか・・・!?
全然違いますよね!

水温が設定温度までいっていないとエンジンの
CPUが正規の動きではなく誤作動をしたりして、
燃費が悪くなったりします。

いまどきの車は水温計がないのもありますので、
見る事はできませんが、たまには水温計も
気にしてみて下さい

O(≧▽≦)O